クルーズニュース

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クルーズニュース  2017.12

日本外航客船協会、「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2017」を発表

 当協会(会長:山口 直彦商船三井客船社長)では、客船事業振興委員会(委員長:嶋田和芳商船三井客船常 務取締役)における事業として、国土交通省、観光庁及び一般社団法人日本旅行業協会の後援の下、旅行業界の 健全な発展に寄与したクルーズ旅行商品、特にオリジナリティーに溢れ、かつ、わが国のクルーズマーケットの 拡大に貢献した商品を企画造成、実施した旅行会社等を顕彰することによりモチベーションの向上を期すととも に、一般消費者に対し良質のクルーズ旅行商品・サービスの提供を図ることを目的に、第10回目となる「クルー ズ・オブ・ザ・イヤー 2017」を実施いたしました。当協会及び日本旅行業協会の会員会社を対象に、11月2日( 木)を締切日として募集を行ったところ、合計20点のクルーズ旅行商品等の応募・推薦がありましたので、11月 17日(金)、「クルーズ・オブ・ザ・イヤー 2017」選考委員会を開催し、審査の結果、下記の通り、グランプリ 1点、優秀賞4点、特別賞2点を選考・決定しましたのでお知らせいたします。なお、授賞式は12月19日(火)午後 4時30分より千代田区平河町の海運ビルで開催します。 ○グランプリ:セレブリティ・ミレニアムで航く「日本一周クルーズ」          (株式会社ミキ・ツーリスト) [選考理由]  本クルーズは、セレブリティクルーズ社として初めての自主運航による日本発着クルーズ。従来、フライ&クル ーズだけでしか体験できなかったセレブリティクルーズを日本市場で展開し、ゴールデンウィーク前の9日間とい う難しい日程にもかかわらず、日本の春にしか楽しめない花の美しさや各土地の美食を味わうこと等をテーマに実 施し、さらに秋の日本一周クルーズも満船で運航し、質の高いサービスを求める日本市場とセレブリティブランド との親和性を証明したことが高く評価された。また、この結果、同社が日本市場への未来に大きな期待を持ち、20 18年も日本発着クルーズを実施することを決定する等、今後の日本のクルーズ市場に貢献すること等も評価された。 ○優秀賞:飛鳥Ⅱ「TAKARAZUKA ON ASUKAⅡ」        (郵船クルーズ株式会社) [選考理由]  本クルーズは、飛鳥Ⅱが満を持して、日本を代表するエンターテインメント「宝塚歌劇」に焦点を当てたテーマ クルーズ。企画から1.5年かけて準備し、元トップスターを中心とした本クルーズだけのために製作されたオリジ ナルショーや衣装実物の持ち込み展示をはじめ、宝塚歌劇の振付師による体操教室、タカラジェンヌ気分を味わえ る背負い羽体験など多くの参加型イベントも開催するなど、宝塚歌劇団とのコラボレーションを実現。その結果、 初乗船率が6割で、50才代以下の乗船客が5割を占めるなど、将来のリピーターとなり得る新しい層へのアピールに 繋げたことが高く評価された。 ○優秀賞:飛鳥Ⅱで航く「春の新宮・高知・別府クルーズ」        (郵船トラベル株式会社) [選考理由]  本クルーズは、飛鳥Ⅱのチャータークルーズとして、郵船トラベル株式会社のオリジナル性を追求し、桜開花の 時期に、春をテーマにした盛り沢山の船内イベント、参加特典、食事などを綿密に練り上げた商品として、家族層 や女性同士の友人等の顧客層にミート。また、2020年訪日クルーズ観光客500万人の目標が掲げられている中、台 湾で説明会を実施し、本クルーズをアジアマーケットに売り込んだ結果、台湾人約40名、インドネシア人6名の集 客に成功するなどの意欲的な試みが高く評価された。また、今後の訪日観光客への販売施策、方針を見出すことで 、日本籍クルーズ客船への潜在的な外国人需要の掘り起こしにも寄与するクルーズとして評価された。 ○優秀賞:神戸港開港150周年記念「クイーン・エリザベス神戸発着クルーズ」        (キュナード・ライン ジャパンオフィス、株式会社カーニバル・ジャパン) [選考理由]  本クルーズは、世界一周クルーズに組み込まれた177年の歴史を持つキュナード史上初の日本発着クルーズ。区間 乗船では異例の400名で設定したが、販売予約開始後数分で完売したため、販売枠を600名に拡大。全乗船客の約30 パーセントを日本人が占める圧倒的な人気ぶりが話題を集めた。神戸港では滞在2日間で延べ10万人の港への来場者 があったのをはじめ、各寄港地への入港時においても万を超える市民の熱烈な歓迎の模様は、TVを始めとした多くの メディアに取り上げられることで一般への話題提供に貢献、多くの市民にクルーズの素晴らしさをアピールし、啓発 したことが高く評価された。 ○優秀賞:飛んでクルーズ九州  ~九州一周~        (商船三井客船株式会社、株式会社JTB九州、一般社団法人九州観光推進機構、         九州クルーズ振興協議会) [選考理由]  本クルーズは、「九州は一つ」をキーワードに、クルーズ業界初の1航海で九州全7県を巡る九州一周クルーズ。寄 港地を各県が推奨する港に設定するなど、九州観光推進機構と九州クルーズ振興協議会の協力を得て、九州の素晴ら しさを伝える地域貢献を目指した試みが成功。航空機やJRなどと組み合わせた多彩なコースを設定するとともに、九 州各県の秋の味覚を船上で楽しむなど、テーマクルーズとして高い評価を得た。また、話題性があることからメディ ア露出も多く、本クルーズにより九州観光の推進役としてのクルーズの役割を広く訴求し、その広報に多大な貢献を したことも評価された。 ○特別賞:秋田港の挑戦!!「クルーズ列車トライアル運行」        (あきたクルーズ振興協議会) [選考理由]  秋田港では、これまでクルーズ船が寄港した際の港からの二次交通対策が課題となっていたため、秋田県、秋田市 、JR東日本秋田支社の3者が連携し、クルーズ列車トライアル運行として、JR貨物が保有する奥羽線土崎・秋田港駅 間に乗入れするために必要な乗降施設をJR貨物秋田港駅に隣接する港湾緑地(県有地)に設置。更に、4両編成の客 車に車椅子でも乗降できるように、2箇所の仮設スロープを設置したほか、利便性向上に努め、秋田港から秋田市中 心部までクルーズ船客を対象とした、定時に短時間で移動が可能となるクルーズ列車の実現に向けて取り組んだ。ま た、同協議会では、クルーズ船会社等を対象としたファムツアー、東京都における港湾説明会の開催など、クルーズ 船の熱心な受入れに向けた様々な活動が高く評価された。 ○特別賞:株式会社阪急交通社 [選考理由]  株式会社阪急交通社は、今年度、「ぱしふぃっく びいなす絶景の瀬戸内海チャータークルーズ3日間」や「飛鳥Ⅱ とっておき花火とクリスマスクルーズ3 日間」などの国内チャータークルーズ、「JALチャーター便利用リーガルプ リンセスで巡るバルト海クルーズ9日間」、「ANAチャーター便利用ロイヤル・プリンセス美しきエーゲ海・地中海ク ルーズ9日間」などの飛行機のチャーター便を利用した海外フライ&クルーズなど、多種多様なクルーズを企画・実施 。更に、ダイヤモンド・プリンセスを利用した5日間のチャータークルーズを、インセンティブ企画として2回連続で 実施した。こうした同社の、国内や海外、そして船や飛行機をチャーターする等、縦横に駆使した様々なプランを実 現した取り組みが高く評価された。 ▼表彰カテゴリー (1)グランプリ   顕彰趣旨に最も相応しいクルーズ、クルーズ・パッケージ商品及びチャータークルーズ商品等を表彰する。 (2)優秀賞   極めて高い集客実績を上げたクルーズ商品、話題性が極めて高いユニークなクルーズ商品、新たな市場開拓へチ  ャレンジし、社会的にも大きな話題を提供したクルーズ商品等を表彰する。 (3)特別賞   クルーズ旅行商品以外で、その年に特にクルーズ振興や客船誘致活動に顕著に寄与したと認められる、企業、自  治体、団体、人物等を表彰する。   極めて高い集客実績を上げたクルーズ商品、話題性が極めて高いユニークなクルーズ商品、客船誘致活動に寄与  した企業・自治体、クルーズ振興に貢献した人物等を表彰する。 ▼クルーズ・オブ・ザ・イヤー 2017選考委員会」 委員長 池田 良穂(大阪府立大学21世紀科学研究機構特認教授) 委 員 種村 国夫(イラストレ-タ-)、藤原 暢子(クル-ズ編集長)、     茂木 政次(クルーズトラベラー編集長)、上田 寿美子(クルーズライター)、     越智 良典(一般社団法人日本旅行業協会 理事・事務局長)